わたしたちの子ども観と目指していること
わたしたちは、これまでの研究を通して、「子どもは、事象(人・もの・こと)との関係の中でよりよい自分になりたいという思いや願いをもっている」と捉え、子どもの学びを洞察し、働きかけてきた。子どもの学びを洞察するとは、子どもの具体的な姿をもとに、少しでも子どもの内面に近付き、子ども理解を深めることである。また、これまでのその子どもの学びをもとに、これからの学びの可能性について見通しをもつことである。 子どもは、事象との関係の中で、思いや願いをもち、それを実現させる過程で出合う問題を様々な方法で解決しようとする。そして、事象に対する自分のとらえを更新していく。わたしたちは、このような子どもの歩みを「子どもの問題解決」と呼び、よりよい自分に向かうために必要なことであると捉え、大切にしてきた。
わたしたちが望んでいるのは、子どもが自ら問題解決を進めていくことができるようになることである。事象と出合った時に、自身の思いや願いに応じて様々に見方・考え方を働かせて事象に関わり、自ら問題解決を進める子どもを育てたい。そのような子どもが、持続可能な社会の創り手として、これからの時代を豊かに生きていくことになると考えている。そこで、わたしたちは、2022年度から次の研究主題を掲げている。
