令和8年度山形大学附属学校園教職員合同研修会を実施しました

「いじめの重大事態の未然防止と組織的対応の実際」

8月3日(月)、附属学校園では、関西外国語大学外国語学部教授の新井肇先生を講師にお迎えし、令和8年度山形大学附属学校園教職員合同研修会を開催しました。

研修会の冒頭では、山形大学長の出口毅学長からご講話をいただきました。附属学校園の果たす役割や今後の展望についてお話しいただき、教職員一同が改めて附属学校園の使命について考える機会となりました。
続いて、新井先生から「いじめの重大事態の未然防止と組織的対応の実際」をテーマに、オンラインでご講演いただきました。新井先生は、生徒指導論及びカウンセリング心理学を専門とされ、文部科学省「いじめ防止対策協議会」座長や、『生徒指導提要』改訂に関する協力者会議副座長を務められるなど、生徒指導分野において幅広くご活躍されています。

講演では、いじめの認知の在り方や未然防止の視点、組織的な対応の重要性について、いじめの重大事態に関する実際の事例を交えながらご講義いただきました。特に、「教師の視点ではなく、子どもがどのように感じているかという視点を大切にすること」や、「教職員間の情報共有とチームによる対応の重要性」について、多くの示唆をいただきました。
また、講演の途中には、新井先生から提示された検討課題についてグループワークを実施しました。参加者は講演内容を踏まえながら、重大事態の事例における学校の課題について意見を交わし、いじめの未然防止や組織的対応について理解を深めました。さらに、その後の全体共有では、それぞれのグループで出された意見や気付きが紹介され、多様な視点から学びを深める機会となりました。

参加者からは、
 「具体的な事例をもとにした講演で、大変分かりやすかった」
 「子どもの立場に立って考えることの重要性を改めて認識した」
 「組織的な対応や教職員間の情報共有の大切さを再確認できた」
 「日頃の学級経営や児童生徒理解について改めて考える機会となった」
などの感想が寄せられました。

今回の研修を通して得られた学びを今後の教育活動に生かしながら、附属学校園として連携を一層深め、子どもたち一人ひとりを支える教育の充実に取り組んでまいります。