全校朝会での校長講話②(集合型)「国民安全の日」-廊下の不可能に挑戦-

令和8年7月1日

校長 早坂 和重

みなさん、おはようございます。今日から7月です。7月と言えば七夕ですね。そして…今日、7月1日も、実は年に1回の特別な日です。「国民安全」の日と言います。附属小学校でも、毎月1日を学校安全の日としています。そこで今日は、「安全」に関するお話をします。

安全ということで振り返ってみると、5月の朝会も安全の話だったと言えます。「附小のきまり」に「廊下や階段は走りません」と書いてあることを紹介しました。すると、その日から廊下を走っている姿が前よりすごく減りました。右側を歩いている姿、そして角で止まって左右を確認する姿を前よりよく見かけるようになりました。そのような姿は、安全についてクラスや学年でしっかり考えた証拠だと思います。

ただ、雑草とりなどをしていると、廊下からたまに「パタタタタ」という足音に続いて、「走らないでー。」という声や、先生方の「廊下は歩きます」という声が聞こえてきます。ということは、まだ廊下を走っている姿があるということです。どうせなら、学校の廊下がもっと安全な場所になったらよいなあと思っています。

廊下が今よりもっと安全になった学校の姿を想像しました。「みんなが廊下の右側を歩いている姿」が浮かんできました。ただ、これをわたしは32年間の教員生活で見たことがありません。小学生が廊下を走っている姿を32年間、毎日見てきました。「みんなが廊下を歩いている小学校」の実現は不可能に近いと思っています。でも、今の附属小のこのメンバーなら実現できるのではないかと、ちょっと期待もしています。「国民安全の日」にちなんで、今日から、一緒にこの「みんなが廊下を歩いている小学校」という不可能に挑戦していけたら嬉しいです。子どもだから走るのが当たり前で、子どもにはできないことなのでしょうか。わたしは、「子どもだからできるんですよ。」と、みんなが当たり前のように言う景色を見てみたいと思っています。

最後になりましたが、6月15日に始まった教育実習も、あとわずかとなりました。残りわずかの時間が実習の先生方と附属小のみなさんにとってよい時間となるよう願いながら今日の朝会のお話を終わります。